ドキュメントのバージョン

Oracle WebCenter Collaboration にアップロードされ、Document Repository Service に保存されたドキュメントの履歴を確認できます。Collaboration では、チェックインされたすべてのドキュメントの改訂版が保存され、ドキュメントの履歴が記録されます。ドキュメントはどのバージョンでも表示できます。

ドキュメントがチェックインされると、その最新バージョンは作業バージョンになりますが、以前のバージョンにロールバックすることもできます。ドキュメントには、スプレッドシート、プレゼンテーション、PDF、テキスト、イメージなど、任意の種類のファイルを使用することができます。ドキュメントにテキストが含まれている場合は、その最新の作業バージョンに対し、検索に使用するためのインデックスが作成されます。

モデレートされたフォルダ内にある自分のドキュメントの新しいバージョンを作成した場合、承認されるまで、そのバージョンにアクセスできるユーザが限定されます。

このトピックでは次の項目についても説明します。

バージョン履歴の管理
ドキュメントのバージョン情報

アクション
   

バージョン履歴の管理

バージョン履歴を管理するには:

  1. ドキュメントのアプリケーション ビュー ページを表示します。

  2. ナビゲーション ツリーでノードまたはフォルダを選択します。

  3. テーブル ペインでドキュメントを選択します。

  4. 詳細ペインのアクション バーで、[バージョンの表示]をクリックします。
    [ドキュメントのバージョン]ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. ドキュメント バージョンを確認し、下記の表で説明するように処理を実行します。

  1. [閉じる]をクリックします。
    ドキュメントのアプリケーション ビュー ページに戻ります。

先頭に戻る

ドキュメントのバージョン情報

次の表では、[ドキュメントのバージョン]ダイアログ ボックスに表示される情報について説明します。

縦棒グラフ
説明

バージョン

ドキュメントのバージョン番号。バージョン番号をクリックすると、そのバージョンのドキュメントが表示されます。

ドキュメントの現在の作業バージョンを示します。

ドキュメントがナレッジ ディレクトリに発行されている場合は、ドキュメントの発行バージョンを示します。

チェックイン日

バージョンがアップロード、またはチェックインされた日時。

サイズ

ドキュメントのサイズ。

ユーザ

Oracle WebCenter Collaboration にドキュメントをチェックインしたユーザ。

コメント

最初にアップロードされたドキュメントを識別し、新しいバージョンのチェックイン時に入力されたユーザ コメントを表示します。

先頭に戻る

アクション

ドキュメントに複数のバージョンがあり、適切な権限がある場合は、次の操作を実行できます。

クリック項目
宛先

古いバージョンを削除

現在の作業バージョンを除く、ドキュメントのすべてのバージョンを削除します。

現在の作業バージョンを、指定するバージョンに復帰できます。通常、ドキュメントのポートレットまたはアプリケーション ビューにあるテーブル ペインでユーザが表示できる作業バージョンにはドキュメントの最新バージョンが使用されますが、ドキュメントの以前のバージョンを作業バージョンに指定することもできます。

ドキュメントの現在の作業バージョンを示します。

前バージョンに戻すには、編集アクセス権があるか、ドキュメントの所有者である必要があります。

指定するファイルのバージョンを完全に削除します。まず、削除するバージョンを選択して をクリックします。ファイルの作業バージョンを削除する場合は、ドキュメントのポートレットまたはアプリケーション ビューにあるテーブル ペイン アプリケーション ビューの右上部にあります。テーブル ペインにはナビゲーション ツリーで選択したノードに含まれるすべてのオブジェクトが表示されます。テーブル ペインでアイテムの横にあるチェック ボックスをオンにして、そのオブジェクトの詳細情報を表示することもできます。詳細ペインに詳細情報が表示されます。でそのバージョンを削除します。

いずれかのバージョンを削除するには、管理アクセス権があるか、ドキュメントの所有者である必要があります。

 
先頭に戻る

 関連トピック