デフォルトでは、イベント、タスク リスト、ドキュメント、フォルダ、およびディスカッションは、プロジェクト エディタの[役割および権限]ページでプロジェクトの作成者が設定したデフォルトのセキュリティ設定を継承します。プロジェクト エディタで行われたセキュリティ設定の変更内容は、デフォルトの権限を継承するように設定されているすべてのオブジェクトに転送されていきます。変更内容は時間をさかのぼってオブジェクトに適用されます。
あるいは、プロジェクト レベルで設定されたデフォルトのセキュリティ設定とは別のセキュリティ設定を、特定のオブジェクトに適用することもできます。[デフォルトのセキュリティ設定を継承する]チェック ボックスをオフにすると、オブジェクト自体でセキュリティ設定を変更できます。このオブジェクトには、今後プロジェクト全体にわたって行われるセキュリティの変更は適用されません。そのため、他の機能エリア Oracle WebCenter Collaboration では、ユーザがアクションを実行できるさまざまな機能エリアによって、プロジェクトの管理および確認ができます。機能エリアとは、(プロジェクトに関する) 概要、カレンダー、ドキュメント、ディスカッション、およびタスクのことです。およびプロジェクトでどのようなセキュリティ設定が行われようと、このオブジェクト固有のセキュリティ設定が 保持されます。
オブジェクトのセキュリティを設定するには:
[デフォルトのセキュリティ設定を継承する]チェック ボックスをオフにします。
[アクセス レベル]ドロップダウン リストから次のいずれかを選択して、各役割にアクセス権限を割り当てます。
アクセス レベル |
説明 |
アクセスなし |
オブジェクトを表示することができません。 |
読み取り |
プロジェクト内のオブジェクトを表示することができます。 |
書き込み |
プロジェクト内のオブジェクトを作成および表示することができます。 |
編集 |
プロジェクト内のオブジェクトを表示、作成、コピー、および編集することができます。 |
管理 |
プロジェクト内のオブジェクトを表示、作成、コピー、編集、削除することができ、さらに他の役割に対する権限を設定できます。 |
この設定はドキュメントでのみ使用できます。デフォルトでは、ドキュメントまたはファイルをアップロードしたユーザには、ドキュメントまたはファイルのフル コントロールが与えられます。 所有者がプロジェクトに参加していないために、ドキュメントに対する高レベルのアクセス権限が必要とされていない場合は、チェック ボックスをオンにして、この所有者のドキュメントに対するセキュリティ設定を削除することができます。
[終了]をクリックします。
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