ランク・エンジンは、システム内の各オブジェクトのActivityRankを計算します。ランク・エンジンは、WindowsではBEA ALランク・エンジン・サービスとして実行されます。ランク・エンジンをUNIXで実行するには、コマンド・ラインから次のコマンドを実行します: <PT_HOME>/rankengine/<version>/bin/rankEngineService.sh
このセクションでは次の項目について説明します。
ランク・エンジンの機能の仕組み
調整時の特別な考慮事項
ランク・エンジンは、システム内の様々なリポジトリで定期的にクエリーを実行し、それぞれのオブジェクトに関するアクティビティの履歴データを収集します。このデータを保存した後、ランク・エンジンは、ランク・ファクタ・ページでユーザーが指定した構成に基づいて、それぞれのオブジェクトのActivityRankを計算します。
Tagging Engineでは、値は1つのオブジェクトから別のオブジェクトに流れます。これはつまり、ランク・エンジンは、ソース・オブジェクトのActivityRankを使用して、ターゲット・オブジェクト(ソース・オブジェクトがアクションを実行する対象)のActivityRankを計算するということです。たとえば、John Hill(ソース・オブジェクト)がSalesというスプレッドシート・ドキュメント(ターゲット・オブジェクト)を作成(アクション)する場合、このユーザーのActivityRankはSalesスプレッドシート・ドキュメントのActivityRankに影響を及ぼします。
アイテムとユーザーはソース・オブジェクトとターゲット・オブジェクトの両方になる可能性があります。この例では、セールス・スプレッドシート・ドキュメント(ソース・オブジェクト)のActivityRankはJohn Hill(ターゲット・オブジェクト)のActivityRankに影響を及ぼします。このセールス・スプレッドシート・ドキュメントの表示、編集またはタグ付けを行うユーザーがいない場合、表示、編集またはタグ付けが何度も行われたドキュメントと比べて、このドキュメントのActivityRankは低くなると考えられます。 この場合、セールス・スプレッドシート・ドキュメントはソース・オブジェクトであり、John Hillはターゲット・オブジェクトです。セールス・スプレッドシートがJohnに対して実際にアクションを実行していない場合でも、JohnのActivityRankに対するスプレッドシートの影響を計算するために、スプレッドシートからJohnへのアクションが登録されます。
ランク・ファクタ・ページで設定を行う場合、セールス・スプレッドシート・ドキュメントのActivityRankの計算に対するJohn HillのActivityRankの値の合計を調整するには、「アイテム」エリアにある「作成者のランク」を調整します。John HillのActivityRankの計算に対するセールス・スプレッドシートのActivityRankの値の合計を調整するには、「ユーザー」エリアにある作成されたページのランクおよび数を調整します。
ランク・エンジンを調整する場合、次の点について注意してください。
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アイテムAのランク・ファクタ |
アイテムBのランク・ファクタ |
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作成者のランク(75%) |
作成者のランク(75%) |
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編集するユーザーのランクおよび数(85%) |
編集するユーザーのランクおよび数(85%) |
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タグ付けするユーザーのランクおよび数(95%) |
表示するユーザーのランクおよび数(15%) |
ご覧のとおり、アイテムAのActivityRankは、95%に設定された「タグ付けするユーザーのランクおよび数」に最大の影響を受けています。アイテムBのActivityRankは、85%に設定された「編集するユーザーのランクおよび数」に最大の影響を受けています。「編集するユーザーのランクおよび数」は全体的には同じ位置に調整されていますが、アイテムAのActivityRankよりも、アイテムBのActivityRankに、より大きな影響を与えています。